大雨被害は温暖化の影響?

不思議な天気が続きますね・・・。
残暑が影も形も見当たらない2015年ですが、とどめの一撃とばかりにものすごい大雨被害です。特に、鬼怒川周辺では河川氾濫の影響でものすごいことになっている様子。

鬼怒川氾濫、冠水で身動きできず…救助要請多数(読売新聞) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00050094-yom-soci

被害の全貌はわかりませんね・・・。大変なことになりました。

さて、こういった集中豪雨被害ですが、地球温暖化の影響だと言われることが多いです。温暖化の原因が温室効果ガスということを認めない人はいても、現在地球の気温が上昇中であり、それにともなう気象変動までを否定する人は少ないのでは。

さて、ところで、温暖化が進むとなぜ雨が降るのか?ということについては、こちらの国立環境研究センターのHPにわかりやすくまとまっています。

http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2013/130911.html

気温が上昇するため、大気中の水分が増え、結果として雨が降りやすくなっているということなんですね。以前は温暖化の進行により水面上昇、、、という説もありましたけれど、実際には大気に余分な水蒸気がたまり、大雨の原因になっていると考えたほうがよさそう。

さて、実際気温の上昇で降水量は増えているのか?という点については、下記がとってもわかりやすいです。

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/heavyraintrend.html

この図は、1970年代から集中豪雨が日本で何回観測されたか、をまとめた図です。50mm、80mmの二つの観測データいずれも思いっきり増加傾向にあることがわかりますね。。。

首都圏でこんなんあったら大変だろうなぁ。

とはいえ、暴風のピークはこの9月10月ごろでしょうから、そしたら一息つけるはず。本格的な温暖化対策を取っていただきたいものです。